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これでOK! 家電リサイクル法の対象製品とは?

家電リサイクル法の対象製品は4つ

家電リサイクル法の対象製品は、「エアコン」、「テレビ」、「冷蔵庫」、「洗濯機」の4製品です。これらの製品は、家電リサイクル法によってリサイクルによる処分が義務付けられています。

つまり、自治体で粗大ゴミとして処分できないんです。これらの家電をリサイクルするにはお金がかかります。そのお金をみんなで平等に負担する形を取っているため、家電リサイクル法の対象である4製品を処分する際にはその費用を負担する必要があるんですね。

今回は、「家電リサイクル法」について詳しく説明します。これさえ見れば、4つの対象製品の処分方法でもう悩むことはありません!

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家電リサイクル法の対象4製品のイメージ

 

家電リサイクル法とは

家電リサイクル法は、資源の有効活用と廃棄物の削減を目的に作られた法律です。家電リサイクル法の対象製品であるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4製品はリサイクルが義務付けられています。

これらの製品を処分する際にはリサイクル料が徴収されます。徴収されたリサイクル料はリサイクルする際の費用に充てられます。

家電リサイクル法の対象製品であるエアコンなどを処分する機会はそう多くはなく、いざ処分する時に初めて家電リサイクル法の存在を知ったという方も多いのでは?

そこで今回は、家電リサイクル法について詳しく説明したいと思います。家電リサイクル法の対象製品であるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の処分料金の詳細から、どこで処分してもらえるのかなどを見ていきます。

家電リサイクル法の対象【エアコン】

エアコンは家電リサイクル法の対象製品です。対象となるエアコンは家庭用エアコンの室内機・室外機になります。業務用のエアコン及び、天井に埋め込むタイプのエアコンなどは対象外になります。

詳しい家電リサイクル法対象製品の詳細はこちらから:

http://www.rkc.aeha.or.jp/img/4list/ac2015.pdf

家電リサイクル法で定められた料金【エアコン】

エアコンのリサイクル料は、972円になります。なお、製造メーカーによってリサイクル料が異なる場合があります。メーカーごとのリサイクル料の詳細はこちらから確認ができます。また、実際には、このリサイクル料のほかに収集運搬料がかかる場合があります。

参考情報

一般社団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター:

家電リサイクル料金一覧 | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター

家電リサイクル法の対象【テレビ】

テレビは家電リサイクル法の対象製品です。対象となるテレビは液晶テレビプラズマテレビ・ブラウン管テレビです。ディスプレイモニター・パソコン用ディスプレイモニターは対象外です。また、電源として電池を使用している液晶テレビや車載用液晶テレビも対象外です。

詳しい家電リサイクル法対象製品の詳細はこちらから:

対象製品か、もっと詳しく確認したい方はこちら | これで解決!家電リサイクル

家電リサイクル法で定められた料金【テレビ】

テレビのリサイクル料は、15型以下のブラウン管テレビ1,836円。16型以上のブラウン管テレビ2,916円。15型以下の液晶・プラズマテレビ1,836円。16型以上の液晶・プラズマテレビ2,916円です。製造メーカーによってリサイクル料が異なる場合があるので、こちらで確認しましょう。このリサイクル料に加えて、収集運搬料がかかる場合があります。

参考情報

一般社団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター:

家電リサイクル料金一覧 | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター

家電リサイクル法の対象【冷蔵庫】

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象製品です。対象となる冷蔵庫は冷蔵庫・冷凍庫・ワインセラー・保冷庫/冷温庫です。保冷庫・冷温庫は温める機能もありますが対象品に含まれます。対象外の製品は、業務用保冷庫・保冷米びつ・ショーケース・冷凍ストッカーです。

詳しい家電リサイクル法対象製品の詳細はこちらから:

対象製品か、もっと詳しく確認したい方はこちら | これで解決!家電リサイクル

家電リサイクル法で定められた料金【冷蔵庫】

冷蔵庫のリサイクル料は、170L以下が3,672円。171L以上が4,644円です。製造メーカーによってリサイクル料が異なる場合があるので、こちらで確認しましょう。このリサイクル料に加えて、収集運搬料がかかる場合があります。

参考情報

一般社団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター:

家電リサイクル料金一覧 | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター

家電リサイクル法の対象【洗濯機】

洗濯機は家電リサイクル法の対象商品です。対象となる洗濯機は洗濯乾燥機・全自動洗濯機・2槽式洗濯機・衣類乾燥機です。対象外の製品は衣類乾燥機能付き布団乾燥機・いる乾燥機能付きハンガー掛けです。

詳しい家電リサイクル法対象製品の詳細はこちらから:

対象製品か、もっと詳しく確認したい方はこちら | これで解決!家電リサイクル

家電リサイクル法で定められた料金【洗濯機】

洗濯機のリサイクル料は、2,484円です。製造メーカーによってリサイクル料が異なる場合があるので、こちらで確認しましょう。このリサイクル料に加えて、収集運搬料がかかる場合があります。

参考情報

一般社団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター:

家電リサイクル料金一覧 | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター

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家電リサイクル法に則った具体的な処分方法

家電リサイクル法の対象製品と処分費用がわかったところで、具体的な処分方法を紹介しましょう。家電4製品が処分できる場所や方法をご紹介しますにで、これさえ読めば家電リサイクル法対象製品である家電4製品の処分も安心です。

家電4製品の処分方法1:購入店に引き取ってもらう

家電リサイクル法で定められている4製品は、リサイクルが義務付けられているため自治体では処分できません。その代わりに、その家電を販売した店舗が回収する決まりになっています。

処分を依頼したい場合には製品を購入した店舗に問い合わせましょう。引越し等で購入店から遠方になってしまった場合は、近くにある店舗に連絡しても回収してもらうことができます。

また、新品との買い替えであれば、処分予定の製品の購入場所でなくても回収してもらえます。

家電リサイクル法対象製品の処分にかかる費用

家電リサイクル法で定められたリサイクル料+収集運搬料

家電4製品の処分方法2:家電リサイクル協力店に引き取ってもらう

処分予定の製品が、誰かにプレゼントされたものだったり購入店が不明な場合には家電リサイクル協力店に回収を依頼できます。

家電リサイクル協力店は、家電の引取義務のない小売店の協力のもと成り立っています。お住いの自治体にある家電リサイクル協力店を知るには、市区町村のホームページで確認するか電話で問い合わせるとよいでしょう。

家電リサイクル法対象製品の処分にかかる費用

家電リサイクル法で定められたリサイクル料+収集運搬料

家電4製品の処分方法3:指定引取場所に持って行く

指定引取場所に自ら処分製品を持ち込む方法は、上記で紹介した方法で処分できない場合や収集運搬料を節約したい場合に有効な手段です。

購入店や協力店に処分を依頼する場合、家電リサイクル法で定められたリサイクル料に加えて収集運搬料という費用がかかります。

収集運搬料とは文字通りの意味で、処分する製品を回収業者が自宅などまで回収に伺い指定引取場所まで運搬する際にかかる費用です。この収集運搬料は、回収を依頼する業者によって異なります。

つまり、処分したい製品を自力で指定取引場所まで運搬することで、この収集運搬料をかけずに処分することができるんです。

当然、処分する製品を運搬できる手段が必要です。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は大型の家電ですから、これらを収納できる自動車をお持ちでない場合は軽トラックなどをレンタルする必要があります。

軽トラックを半日レンタルするだけでも、それなりの料金がかかりますから、お得に処分したい場合には運搬手段を持っていることが前提となります。

お住いの地域の指定引取場所は、自治体のホームページで確認するか電話で問い合わせしましょう。

家電リサイクル法対象製品の処分にかかる費用

家電リサイクル法で定められたリサイクル料

家電リサイクル法おさらい

家電リサイクル法についてはお分りいただけましたでしょうか。家電リサイクル法の対象製品は、「エアコン」、「テレビ」、「冷蔵庫」、「洗濯機」の4つです。

これらの家電は自治体では回収してもらえないので、購入店か家電リサイクル協力店または、指定引取場所での処分になります。処分には家電リサイクル法で定められたリサイクル料に加え収集運搬料(自力で指定引取場所に運搬する場合を除く)がかかります。

ついでながら、よく家電リサイクル法の対象商品と勘違いされるのですが、パソコンや電子レンジは対象外です。パソコンの処分方法が知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

パソコンの処分方法について詳しく

パソコンの処分方法について詳しくまとめてあります。

shobun-navi.hatenablog.com

家電リサイクル法に則らない処分方法もある

また、家電リサイクル法に則らない処分方法もあります。家電リサイクル法に則らない処分方法とは、リサイクルショップに売却したりジモティーなどの無料で品物を譲渡できるサービスを使って処分するという方法です。家電リサイクル法に則らない方法で処分することでリサイクル料や収集運搬料をかけずに処分できます。以下の記事には家電リサイクル法に則らない処分方法が紹介していますので、参考にしてみてください。

冷蔵庫の処分方法について詳しく

冷蔵庫・冷凍庫の処分方法についてまとめてあります。

shobun-navi.hatenablog.com

洗濯機の処分方法について詳しく

世田谷区を例にとって洗濯機の処分方法についてまとめてあります。

shobun-navi.hatenablog.com

ジモティーを使えば無料で処分できます!

ジモティーは無料で利用できる広告掲示板です。家電リサイクル法対象の4製品も、ジモティーで投稿することで引き取り手が見つかる可能性があります。地元の掲示板だから、品物を直接受け渡すこともできます。面倒な梱包や発想の手間がかかりません。

jmty.jp